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2005年12月11日

燃費恐竜の設置メモ(稼動編)

 昨日までの手順を踏んで、ケーブル類をプリウスに接続して(CAN信号コネクタはパーキングブレーキ表示の裏にあります)、ザウルスを起動すれば、「燃費恐竜」の世界の仲間入りです。

 起動方法は ターミナル画面から graphcan fs [CR] として、「燃費恐竜」を稼動させてから、プリウスの電源をオンにします。

起動後の画面

 終了方法は プリウスの電源をオフにすると データがセーブされて TRIP毎の表示画面になります。この時点で [Fn]キーと[C]キーを同時に押します。(うまくいかない時もありますが)
そして、bash-2.05$ exit {CR] で終了できます。

プリウスのオフ後の画面

 プリウスから降りる際に取り外さない方は、 [Fn]+[C] を押さずに そのまま ザウルスの電源オフでかまいません。

 この場合の再起動方法は、ザウルスの電源オン=燃費恐竜の起動 、 プリウスの電源オン だけの手順という簡単なモノになります。 

 さて、起動の呪文 graphcan fs [CR] の f s ですが、これは

   s オプション:メートル法での表示
   f オプション:/home/zaurus/CAN にある音声などすべてのファイルを認識
 
 だそうです。アメリカ版のマイル表示を日本向けのkm/Lに変更するのが s で、ナイトライダーばりに英語で音声ガイドをしてくれる為のオプションが f とご理解下さい。

 これらの起動オプションは graphcan -h [CR]  で調べることが出来ます。
graphcan -h

 これらは、Atillaさんのサイトからzipファイルで提供されている graphcan v9.0 についての説明でした。
素晴らしいプログラムを開発提供してくださっている Atiillaさんに感謝したいと思います。

 彼は、grahcanの稼動しているプリウスの写真を奥様に見せて、彼のプログラムは世界中のユーザーの役に立っていることを示したいのだそうです。なので、彼に感謝の意をこめて、ユーザーの写真を送ってくださいと、日本でAtillaさんにお会いしたことのあるなおゆきさんとトットロさんは言ってみました。

 私は、機械翻訳で送りつけてしまったのですが、トットロさんにフォローしていただき、ありがとうございました。燃費恐竜のユーザーになられた方は、なおゆきさんの掲示板や白のEPV師匠の画像掲示板に書き込み貼り付けて、ご紹介くださいませ。

 こんな素晴らしいプログラムですが、日本の「燃費恐竜」ユーザーのリクエストは貪欲でした。
 半ドアの警告表示が左右逆であるとか、満タン燃料を50リットルから計算するとか、逆に使用燃料を積み上げて表示したいとか、様々なリクエストがあがりました。幸い、Atillaさんは graphcan のソースファイルを公開されているので、リクエストに応えて、日本仕様に改良を加えてくださったのが ヤミのGTPさんです。(ここらの経過は白のEPV師匠の画像掲示板をご参照下さい)

graphcan2-h

以下は、ヤミのGTPさんに頂いた説明です。

  

現在のgraphcan最新バージョン(Ver9.02g)を送ります。

  起動オプション
  v 音声OFF
  f 音声ファイルと再生ソフトのディレクトリ固定(/home/zaurus/CAN)
  s SI単位系での表示
  c 燃料の消費量表示(指定なしで燃料残量表示)
  e EVモードの音声ON
  l RS232C 115200bps(Lの小文字です。 指定なしで57600bps)
  1~9 プリウスPowerOff後のgraphcan停止までの秒数
   (指定なしで即sleep,1のとき1~2秒,2のとき2~3秒...)


  キー操作
  Enter または OK Sleep時は再スタート
Run時は走行距離と燃費のリセット
  Cancel または q Sleep時、InitCAN時は終了
        Run時はSleepに移行
  s Mile<=>Km表示の切り替え
  Space 燃料残量<=>燃料消費量表示の切り替え

  触媒温度は機能しないので削除しました。代わりに水温、エンジン温度表示を上に伸ばしました。
  プリウスPowerOff後のgraphcan停止までの秒数指定は、信号で停止した時に半ハイブリッド退治で  PowerをOFF->ONしたときgraphcanを再起動しなくても済むためのものです。
  起動オプションで通信速度を指定できるようにました。
  データをセーブしてるディレクトリが~/CANなので、再起動時データが読めないと燃費や走行距離がおかしくなるとと思います。
  sleep画面になると、必ずデータセーブするように直しました。
  graphcanを終了するときは、sleep画面でCancelキーを押してください。
  走行中でなくても、ドアを開けると「ちゃりーん デロリズン リ インストールド」ってわめきます。

 という素晴らしい改良バージョンになっています。ということで、入手されたい方は、前述のおふたりの掲示板に書き込みして下さいね。現在、ヤミのGTPさんは、アメリカ出張中ということで、帰国後のバージョンアップを楽しみにしています。

投稿者 maotaro : 2005年12月11日 23:54

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コメント

まおたろーさん おはようございます。
恐竜のメイン画面でいまいち理解出来ていない項目がいくつかあります。17日にお会いするときお尋ねしますのでよろしくお願いします。

投稿者 れーるすたー : 2005年12月13日 05:03

こんばんは~
恐竜さんの氏素性と生態に関して事細かく説明して頂き、有難く思います。
きっと彼女(彼?)も喜んでいるでしょう・・(笑

ところでお願いがございますm(_ _)m
来る17日のぺぺオフにて私の恐竜さんの機嫌を直して戴きたいのです。
息子が恐竜さんにちょっかいを出してから夜モードになってくれません・・(笑
お昼のまんま なんです。元気に火を吐いてくれるので眩しくて仕方ないです。(マテ

よろしく調教してやって下さいませ~m(_ _)m

投稿者 白のEPV : 2005年12月13日 22:15

今晩は、
起動オプションは、コピーして車内に置いとくことにします。とても参考になります。

投稿者 信ちゃん@北九州 : 2005年12月14日 21:33

れーるすたーさん、こんばんわ。メイン画面の説明編も用意しているのですが、連休に入ってサボってしまいました。17日はわかることでしたら、何なりとお聞きください。

師匠、こんばんわ。17日の調教の件、了解しました。やってみますね。(ここのマニュアルも書きかけで止まっています、汗)

信ちゃんさん、ヤミのGTPさんバージョンは、キー操作で稼動中に切り替えができることが画期的なんです!

投稿者 まおたろー : 2005年12月15日 02:06

まおたろーさん、今晩は

なおゆきさんからメール戴きまして、今週の土曜日には到着しそうです。土曜日まで仕事ですので、設置は日曜日になりそうです。
電源はエンジンECU(これはコンソールボックスの裏でしたね)かシガーソケットからとるつもりですが、CANはシフトノブの下辺りでしたかね?

この辺り、現物を土曜日明るいところで調べてみるつもりですが、なにか事前のアドバイス等ありましたら宜しくお願いします。(何を聞いていいのか、今のところ判らないんです(^_^;)

ワクワクです♪

投稿者 信ちゃん@北九州 : 2005年12月15日 23:14

EPV師匠、まおたろーさん、こんばんは、

>師匠、こんばんわ。17日の調教の件、了解しました。やってみますね。

師匠の燃費恐竜をセットアップさせていただいたときは、例の起動スクリプトは導入していませんでした。(汗
その後のバージョンアップで導入済みでしょうか?
まだでしたら、導入していただくようお願いします。m(_ _)m

投稿者 なおゆき : 2005年12月16日 02:38

信ちゃんさん、いよいよ今日ですね。なおゆきさんには本当にお世話になりっぱなしです。楽しみですね。

アドバイスはもう特にはありません。

電源~エンジンECUからとる場合は、二股コネクタをなおゆきさんが用意してくださっていると思いますから、グローブボックスを外して、12Vの線に、ラジオペンチで締め付ければOKです。

シガーソケットから取る場合は、カー用品店とかホームセンターでシガープラグを調達してきて、配線すればできます。

神庭って下さい。


なおゆきさん、こんばんわ。

師匠の起動スクリプトの件、了解しました。本日導入させて頂きます。

SL-C1000に替えて、インストールしなおしたときに、教えて頂いた導入手順のおかげで、よく理解出来るようになりました。ありがとうございました。

投稿者 まおたろー : 2005年12月17日 02:47

きのうkousagiが、ここへ起動したいなぁ。
そしてここへ起動するはずだった。

投稿者 BlogPetのkousagi : 2005年12月17日 09:21

コメントいただけると嬉しいです




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