2006年04月28日
北勢線
これは先週の水曜日(4月19日)に行きました。
SLの弁慶号が、北勢線の阿下喜駅にいるという記事を中日新聞で読みました。走らせる走らせないで地元自治体と対立しているとか。(詳細は読売新聞の記事をお読み下さい)
そんなことをちらっと読んでいたので、ちょっと見に行ってみるかと軽い気持ちでプリウスを走らせました。
阿下喜駅に着いても閑散した風景です。駐車場にとまっているクルマもわずかでした。SL(下工弁慶号)を探すとどうも車庫内に収納されている様子。駅で調べると、第一日曜日のみの公開でした・・・。
そして、北勢線は4月11日に洪水により橋脚が流出するという事故がありました。ワタシはてっきり不通にになっているものと思いこんでいました。
すると、彼方から踏切の音が聞こえ、黄色い電車がやってくるではありませんか。
後から調べると、不通区間はバスによる代替輸送をおこなっていたのでした。
北勢線の歴史についてはリンク先をご参照下さい。ワタシも昔乗ったことがあります。その時は、近鉄北勢線でした。今は廃止(移動)された六把野駅から西桑名まで乗りました。もう25年前のことになります。東員駅になったことも知りませんでした。
経営が苦しくなって廃線されるという危機を乗り越えて、近鉄北勢線から三岐鉄道に経営が替わり、地域住民もまじえて頑張っています。応援の意味も兼ねて、乗ってみました。
762ミリゲージという超狭軌。向かいあう座席もすぐそこという感じでした。車内でおにぎりを食べて出発を待ちます。お客は数人。これでは、廃線もしかたないかなぁという寂しさでした。
ワンマン運転で出発。一番前の車両はあまり揺れませんでした。車外の景色は山や川や自然がいっぱいでとっても新鮮な気分。子供より親の私たちのほうが喜んでいたりします。
廃駅となった上笠田を通過。合理化を一生懸命やっているのが伝わってきます。
単線ですが、楚原駅で対向列車待ちがありました。大泉駅まで行って、戻ってこようと考えていましたが、急に考えを替えて、下りの列車に乗り込み阿下喜駅に帰っていきました。
帰りは、最後尾の車両に乗りましたが、車両が古いせいか揺れる揺れる。超狭軌を感じることができたのかなぁ。阿下喜駅の手前は桜が川沿いに植わっていて、花見の時期はきれいそうだなぁと思いました。
プリウスに乗って、木曽三川公園の横を通って帰路につきました。道路からちらっと見ただけでしたが、チューリップが満開のようでした。
投稿者 maotaro : 2006年04月28日 17:55
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コメント
こんばんは。
大変貴重なナローゲージですね。
運営会社は変わりましたが路線自体は存続されて本当によかったです。でも経営する会社や周りの自治体は費用の捻出に大変なご苦労があると思いますが…。
今年の夏には子供を連れて行ってみます。往復で1500円運営に協力してきます。
投稿者 れーるすたー20号 : 2006年04月28日 23:19
途中の駅に貨物博物館があるらしいです
今度ミニオフしませんか?
白の10型はかっこいいですね
投稿者 白のEPV : 2006年04月29日 11:04
れーるすたー20号さん、こんにちわ。
貴重なんですよね、やっぱ。自治体はだいぶお金を出すみたいですね。
運営協力にお越しの際はお時間があれば、ミニオフでも。
師匠の四日市公式コースにもわりあいと近いです。
師匠、お詳しいですね。お時間合えば是非お願いいたします。
最近は貧乏暇無しです。
10型お褒め?にあずかり恐縮です。だいぶ黄ばんできましたが、これだも「パールホワイト」だったりします。汗
本当はシルバーが良かったのですが、注文時には設定がありませんでした。スモークは子供の日よけ対策です。
投稿者 まおたろー : 2006年04月30日 15:45